海外競馬、レーティング

日本馬の海外遠征、レーティング、次走情報など

香港国際競走2020 レーティング予想

日本馬が2勝を挙げるとともに、ゴールデンシックスティとモーグルが強い勝ち方を見せて、すばらしい4レースでした。

日本馬が出走した3レースのレーティング予想は以下の通りです。着差は1着からの差で、括弧内はプレレーティングです。

香港カップ
1 ノームコア           117(114)
2 ウインブライト      3/4  119(119)
3 マジカル         3/4  115(121)
4 ダノンプレミアム      2  117(119)
5 フローレ         2 3/4 116(117)
6 ダンシーズウィズドラゴン 3 3/4 114(109)

香港カップはウインブライトを昨年の香港カップと同じ119とするとちょうど良い水準になりました。

香港マイル
1 ゴールデンシックスティ     123(119)
2 サザンレジェンド      2  118(118)
3 アドマイヤマーズ      2 1/4 118(118)
4 ワイクク          2 1/2 117(118)
5 ビューティジェネレーション 3 1/4 116(123)
6 オーダーオブオーストラリア 4 3/4 113(120)
7 マイティジャイアント    5  112(109)

香港マイルは2着から4着までの馬のプレレーティングが118なので、どれかの馬を118とするのは間違いないかと思います。

香港スプリント
1 ダノンスマッシュ       117(114)
2 ジョリーバナー      1/2  115(110)
3 ラタン          3/4  114(112)
4 ウィッシュフルシンカー  3/4  114(114)
5 ファットタートル    1 1/4 113(109)
6 コンピューターパッチ  1 1/2 112(112)

香港スプリントは例年よりかなり低いレーティングとなりましたが、プレレーティングが低い馬が上位を占めたことと、着差が非常に小さいことからやむを得ないかなと思います。

ノームコアは117だと116のラッキーライラックを上回り、124のアーモンドアイ、120のクロノジェネシス、119のグランアレグリア、デアリングタクト、カレンブーケドールに次ぐ数値です。

牡馬でこれに匹敵するのは、124のコントレイルと123のフィエールマン、グローリーヴェイズくらいで、今年の牝馬は本当にすごいですね。

アドマイヤマーズは118だと昨年の香港マイルと今年のマイルチャンピオンシップと同じです。
ゴールデンシックスティは全盛期のビューティージェネレーションのような強さでした。ドバイターフ安田記念で日本馬との対決が見たいですが、しばらくは国内専念でしょうかね。

ダノンスマッシュは念願のGⅠ制覇をまさか日本馬が苦戦し続けていた香港スプリントで達成するとは思いませんでした。香港のスプリント界が谷間の時期にうまくはまった感じですが、来春の高松宮記念とチェアマンズスプリントプライズが楽しみです。

今年はカップとマイルにもヨーロッパの実績馬が来て楽しみにしていましたが、カップは日本馬が強すぎますしマイル以下は香港馬と日本馬が強すぎるので、ヴァーズ以外はますます日本以外の馬が来なくなりそうですね。

ヴァーズも今年はコロナで日本馬がゼロでしたが、またノーザンのクラブ馬が行くようになれば、ヨーロッパの馬は勝てなくなって来なくなるかもしれません。

今年はコロナで海外遠征があまりなくて残念でした。その分、秋は国内レースが盛り上がりましたが、私は海外で日本馬が活躍するのを見たいので、早く普通に海外遠征ができる状況に戻ってほしいです。