天皇賞・秋の公式レーティングが以下の通り公表されました。
レース結果 JRA
1着 121(118) マスカレードボール
2着 119(119) ミュージアムマイル 3/4
3着 118(115) ジャスティンパレス クビ
4着 114(111) シランケド クビ
5着 117(115) アーバンシック クビ
※かっこ内はプレレーティング
過去10年の勝ち馬のレーティングは以下の通りです。
2024年 122 ドウデュース
2023年 128 イクイノックス(歴代最高)
2022年 123 イクイノックス
2021年 124 エフフォーリア
2020年 120 アーモンドアイ
2019年 124 アーモンドアイ
2018年 123 レイデオロ
2017年 123 キタサンブラック
2016年 124 モーリス
2015年 120 ラブリーデイ
スプリンターズステークス、秋華賞、菊花賞に続いて全馬予想通りでした。ミュージアムマイルがキーホースとなっていると思われます。また、アーバンシックが昨年のレーティング(菊花賞、有馬記念)と一致しています。
超スローペースのため勝ち馬の121は2015年のラブリーデイ以来の低い数値でした。
天皇賞・秋の過去5年の年間レースレーティングは新しい方から119.75、123.50、120.75、123.00、123.75で、5年平均が世界で7番目に高い非常にハイレベルなレースです。しかし、今年は今のところ119.00とこちらも2015年以来の低い数値となります。
ダートはフォーエバーヤングがブリーダーズカップクラシックを制するなど、日本馬のレベルが上がっていますが、芝はイクイノックスの引退後、少し低調かもしれません。
マスカレードボール、ジャスティンパレス、セイウンハーデスはジャパンカップへ、メイショウタバルは有馬記念へ、タスティエーラはジャパンカップか香港カップへ、エコロヴァルツはマイルチャンピオンシップか鳴尾記念に向かう予定です。
ミュージアムマイルは2000mにこだわるなら香港カップでしょうか。シランケドは香港国際競走には予備登録なし、アーバンシック、ブレイディヴェーグは香港ヴァーズと香港カップに、クイーンズウォークは香港カップと香港マイルに登録しています。
外国馬でジャパンカップ出走の可能性があると報道されているのは、カランダガン、ゴリアット、ロスアンゼルス、ドバイオナー(香港ヴァーズと両にらみ)です。
他にジャパンカップに出走予定と現時点で報道されているのは、クロワデュノール、ダノンデサイル、シンエンペラー、アドマイヤテラ、サンライズアース、ディープモンスター、ヨーホーレイクです。
カランダガンは欧州の年度代表馬になりそうですし、レーティングも今年の1位になりそうで、こんな馬が日本で見られるのは本当にすばらしいことです。
カランダガン、クロワデュノール、マスカレードボール、ダノンデサイルの対決は楽しみで仕方ありません。
日本馬にも頑張ってほしいとは思いますが、カランダガンは堅めの馬場が得意そうですし、今後の海外馬の出走が増えるように実力を発揮して勝ってほしいところです。