3歳馬のセリフォスが豪快に差し切りGⅠ初制覇を果たしました。予想レーティングは以下の通りです。
1着 120(117) セリフォス
2着 117(116) ダノンザキッド 1 1/4
3着 112(116) ソダシ 1/2
4着 116(114) ソウルラッシュ ハナ
5着 116(118) シュネルマイスター クビ
6着 115(116) ジャスティンカフェ クビ
※括弧内はプレレーティング
過去10年の勝ち馬のレーティングは以下の通りです。
2021年 117 グランアレグリア
2020年 117 グランアレグリア
2019年 120 インディチャンプ
2018年 118 ステルヴィオ
2017年 118 ペルシアンナイト
2016年 118 ミッキーアイル
2015年 119 モーリス
2014年 117 ダノンシャーク
2013年 119 トーセンラー
2012年 118 サダムパテック
ジャスティンカフェを基準にすればもう1ポンド上げられますが、7着以下のレーティングが上がりすぎるのと、セリフォスのレーティングが過去10年で最高になるのが気になったので、エアロロノアの安田記念7着の115を基準にして上記予想としました。
スローペースで着差が小さいので上位馬を例年並みの数値にするとどうしても下位の馬のレーティングが高くなりすぎます。GⅠの7着以下のレーティングは参考値にすぎないので無視するという手もありますが、ちょっと気になりました。
ロータスランドが高松宮記念2着の109より上がってしまうのも気になります。ソウルラッシュを基準にすればそれを回避できますが、1着馬、2着馬のレーティングが低くなりすぎるので、ロータスランドについては目をつぶるしかないかなと思います。
ダノンザキッドを基準にするという手もありますが、安田記念6着の116と同じでは低すぎると判断しました。安田記念はソングラインから1馬身差なので同程度のパフォーマンスという判断もあり得なくはないです。
昨年のシュネルマイスターに続き3歳で安田記念に出走した馬がその後も活躍しているので、今後も3歳馬の安田記念出走は続きそうです。できれば宝塚記念も3歳馬に出走してほしいですが、皐月賞、ダービーからの3連戦は今のところ主流になりそうもありませんね。
セリフォスは香港マイルの招待を辞退しています。ダノンザキッドは香港カップの招待を受諾済でソダシは香港に登録していません。ソウルラッシュ、ジャスティンカフェは今のところ招待されていません。
シュネルマイスター、ダノンスコーピオン、サリオスが香港マイルの招待を受けており、ダノンスコーピオン、サリオスは受諾しています。3頭とも、レース後の状態を見ながら出否を判断していくものと思われます。
今日、香港でも香港マイルの最重要前哨戦となるジョッキークラブマイルが行われ、ゴールデンシックスティとカリフォルニアスパングルが強い競馬を見せました。この2頭を破るのはなかなか大変かもしれません。
香港カップと香港ヴァーズの前哨戦となるジョッキークラブカップはロマンチックウォリアーが勝ちました。強敵ですが香港カップは日本馬もパンサラッサ、ジャックドール、ジオグリフ、レイパパレ、ダノンザキッドと強力です。
ジョッキークラブカップ3着のセニョールトバは香港ヴァーズに出走予定です。グローリーヴェイズが全盛期の力を維持していれば勝てると思いますが、衰えがあるかもしれません。ウインマリリンも出走予定のほか、スタニングローズも状態次第で出走の可能性があります。
香港スプリントの前哨戦となるジョッキークラブスプリントは2番人気のラッキースワイニースが勝ちました。2kgのハンデもあって6着に敗れたウェリントンとこの馬がライバルとなりそうですが、最近の香港のスプリンターは以前ほど強くないので、ナランフレグ、ジャンダルム、レシステンシア、メイケイエールにも十分チャンスがあります。
