フェブラリーステークスの公式レーティングが以下の通り公表されました。
2024年2月GⅠ 重賞競走・オープン特別競走レーティング JRA
1着 115(107) ペプチドナイル
2着 112(117) ガイアフォース 1 1/4
3着 111(109) セキフウ クビ
4着 111(111) タガノビューティー ハナ
※カッコ内はプレレーティング
過去10年の勝ち馬のレーティングは以下の通りで、過去最高は2006年カネヒキリ、2008年ヴァーミリアン、2010年エスポワールシチーの118です。
2023年 117 レモンポップ
2022年 117 カフェファラオ
2021年 115 カフェファラオ
2020年 117 モズアスコット
2019年 117 インティ
2018年 116 ノンコノユメ
2017年 116 ゴールドドリーム
2016年 117 モーニン
2015年 116 コパノリッキー
2014年 115 コパノリッキー
全馬予想通りでした。タガノビューティーがキーホースだと思われます。
かなりのハイペースで人気馬が総崩れになり、ペプチドナイルは重賞を勝ったことがない11番人気の馬で、2着以下も5番人気、13番人気、7番人気が入り、プレレーティングが低い馬や初ダートの馬が上位を占めたので、レーティングは低くなりました。
今週のサウジカップに有力馬を奪われたこともあり、レースレーティングが112.25と、GⅡへの降格の警告を受ける可能性のあるボーダーラインである112はわずかに上回るものの、G1としてはかなり低い数値となります。
昨年まではダートマイルの着差とレーティングの関係は、芝マイルと同じく1馬身=2ポンドでしたが、今回は3馬身で5ポンド、5馬身で7ポンドとなっており、1馬身=1.5ポンドくらいになっています。
東海ステークスでも同様ですが、芝のレースは今年も変更はなさそうで、ダートのみ今年から変更された可能性があります。
変更が行われたとすれば、ダートは着差がつきやすいことを考えると妥当な変更だと思います。過去に遡って変更はしないでしょうから、過去との整合性の問題はありますが、やむを得ないことではないでしょうか。
明日はいよいよサウジカップデーです。今年はサウジカップの馬券発売も行われます。昨年は日本馬が3勝、おととしは4勝しましたが、今年は何勝できるでしょうか。