海外競馬、レーティング

日本馬の海外遠征、レーティング、次走情報など

カフェファラオのレーティングは115【フェブラリーステークス2021】

フェブラリーステークスの公式レーティングが公表されました。
2021年2月GⅠ 重賞競走・オープン特別競走レーティング JRA

1着 115(112) カフェファラオ
2着 113(105) エアスピネル    3/4
3着 110(110) ワンダーリーデル 1 3/4
4着 109(111) レッドルゼル   1/2
5着 106(110) エアアルマス   1 1/4
※括弧内はプレレーティング

ワンダーリーデルを基準にするところは予想通りでしたが、あとは着差通りにつけられたためカフェファラオは115と過去10年で2014年のコパノリッキーと並ぶ最も低いレーティングとなりました。

過去10年の勝ち馬のレーティングは以下の通りです。
2020 117 モズアスコット
2019 117 インティ
2018 116 ノンコノユメ
2017 116 ゴールドドリーム
2016 117 モーニン
2015 116 コパノリッキー
2014 115 コパノリッキー
2013 116 グレープブランデー
2012 116 テスタマッタ
2011 116 トランセンド

チャンピオンズカップの上位馬が出走せず結果もチャンピオンズカップ6着馬と7着馬のワンツーとなりレベルが高くなかったと評価せざるを得ないとの判断かと思います。

好タイムでしたしカフェファラオは強い馬だと思うので無理してでも116か117をつけてほしいところでしたが、オメガパフュームの115との比較で言えば妥当ではあります。昨年はJpn1を勝った馬がことごとく115で、115の壁がありましたが、今年もそうなるかもしれません。

レースレーティングは今のところ111.75です。112を3年連続下回るとアジアパターン委員会によりGⅠからの降格が審査されます。2019年は111.75、2020年は112.75なので結構危ないところでした。サウジカップができたことで今後も降格の恐れがあります。

芝馬のレーティングは海外で活躍することで昔と比べてかなり上がりましたが、ダート馬は海外での実績が足りないので国内GⅠを勝っても117かせいぜい118止まりです。

今年はドバイワールドカップにチュウワウィザード、ドバイゴールデンシャヒーンにコパノキッキング、マテラスカイ、ジャスティン、レッドルゼル、UAEダービーにピンクカメハメハ、フランスゴデイナ、タケルペガサスが出走予定ですが、勝って日本のダート馬の評価を上げてほしいですね。

ドバイでGⅠを勝ち、コパノキッキングがアメリカで活躍すればもう少し高いレーティングがつくようになると思います。

カフェファラオは次もマイルのかしわ記念でしょうか。ドバイワールドカップで4番人気にしているブックメーカーもあります。芝にも挑戦してほしいところですが次はどこでしょうか。