2020年のレースレーティングの世界ランキングです。
4着馬までの2020年の最終レートの平均から算出されますが、最終レートはまだ確定していないため暫定版です。
1 125.00 インターナショナルステークス
2 124.50 エクリプスステークス
2 124.50 ジャパンカップ
2 124.50 愛チャンピオンステークス
5 123.75 ジャックルマロワ賞
6 123.50 天皇賞・秋
7 123.00 ブリーダーズカップターフ
8 122.75 安田記念
8 122.75 英チャンピオンステークス
10 122.50 有馬記念
ベスト10の国別の内訳は、日4、英3、愛1、仏1、米1で日本のレースが最多です。距離別内訳は、中距離5、クラシックディスタンス3、マイル2です。
全て芝で、ダートではブリーダーズカップクラシック、ケンタッキーダービーがムーランドロンシャン賞、プリンスオブウェールズステークス、香港カップ、サセックスステークスあたりと並んで13位以下に入ってくると思います。
アメリカの馬はヨーロッパと比べてレーティングが低い気がします。レースレーティングが低いのは、ダートは着差がつきやすいので3着馬や4着馬のレーティングが低くなりがちなのも原因です。
ジャパンカップは2位タイの見込みですがエクリプスステークスが124.75になる可能性があるので3位タイかもしれません。日本のレースとしては2014年のジャパンカップの125.25に次ぐ歴代2位です。
安田記念はノームコアの香港カップのレーティングを117と仮置きしています。グランアレグリアのレーティングが上方修正されればさらに上がる可能性があります。
過去5年で4回も1位になっている凱旋門賞は11位くらいになりそうです。
凱旋門賞の日に行われたオペラ賞はレベルが高く、1着のタルナワがその後ブリーダーズカップターフを、3着のアウダーリャがブリーダーズカップフィリー&メアターフを勝ち、2着にコロネーションステークス勝ち馬のアルパインスターが、4着にサンタラリ賞勝ち馬のタウキールが入ったので、牝馬限定戦としては珍しく世界のトップ100GⅠレースに入る可能性があります。
ヴィクトリアマイルもノームコアの香港カップのレーティング次第では日本の牝馬限定戦として初めて100位以内に入るかもしれません。
世界のトップ100GⅠレースに入るボーダーラインは、2019年は116.50以上でしたが、2020年はコロナの影響でドバイと香港のレースが減るので少し下がると予想しています。
日本のレースでランクインするのは過去最高の12~14になりそうです。ジャパンカップ、天皇賞・秋、安田記念、有馬記念、大阪杯、マイルチャンピオンシップ、宝塚記念、ダービー、天皇賞・春、皐月賞、菊花賞、高松宮記念のほか、スプリンターズステークスがダノンスマッシュの香港スプリントのレーティング次第、ヴィクトリアマイルがノームコアの香港カップのレーティング次第でランクインする可能性があります。
中山記念、京都記念、帝王賞、札幌記念、阪神カップもレーティングが高いですが、GⅠではないのでランキングの対象にはなりません。
2020年の最終レーティングは、世界版は日本時間の1月26日の夜に、日本版は1月27日に公表される予定です。