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日本馬 歴代レーティング ランキング

【2024年1月27日更新】2024年1月23日に発表された2023年のレーティングを反映させました。

なお、世界の歴代ランキングは以下のリンクをご覧ください。
tsutomu24.hatenablog.com

競走馬の力量を負担重量で表した数値は、1962年からフリーハンデの名称でJRAが月刊誌優駿で発表していましたが、日本の独自の格付けでした。

また、現在はGⅠを何勝しても毎回同レベルのパフォーマンスと判断されればレーティングは上がりませんが、フリーハンデ時代はハンデキャップレースを想定して作成しており、僅差でも多くのタイトルを重ねれば高く評価されるものでした。

1995年にJRAクラシフィケーションという名称になり、ヨーロッパを中心としたインターナショナルクラシフィケーション(現在のロンジンワールドレースホースランキング)とある程度歩調を合わせたものになりましたが、それまでのフリーハンデと同様にキログラムで表記されていました。

1997年からインターナショナルクラシフィケーションと同じ基準で数値化され、現在と同じポンドで表すことになりました。

今回のランキングは、比較可能な1997年以降のレーティングを対象としていますが、1996年から、ジャパンカップなどの国際レースに出走した日本馬もインターナショナルクラシフィケーションの対象となりましたので、1996年のインターナショナルクラシフィケーションの数値も対象に加えています。

1995年以前もジャパンカップ等の日本の国際レースに出走した欧州馬等のレーティングを決めるために、国際ハンデキャッパー会議で日本馬も含めてレーティングを算出しています。欧州で走っていない日本馬はインターナショナルクラシフィケーションにリストアップされる対象となっておらず、JRAのハンデキャッパーが決定した数値(フリーハンデJRAクラシフィケーション)とも異なりますが、参考値としてかっこ書きで載せておきます。

ここは議論のあるところだと思いますが、牝馬は日本の牝馬アローワンスである4を加えた数値でランキングしています。

前置きが長くなりましたが、日本馬の歴代レーティングランキングをご覧ください。

距離区分
S=1000m~1300m
M=1301m~1899m
I=1900m~2100m
L=2101m~2700m
E=2701m以上

1位 135
L イクイノックス(2023年ジャパンカップ)

2位 134
L エルコンドルパサー(1999年凱旋門賞2着)

3位 130(牝馬126)
M ジャスタウェイ(2014年ドバイデューティフリー)
L リスグラシュー(2019年有馬記念)

5位 129
L オルフェーヴル(2013年有馬記念)
L エピファネイア(2014年ジャパンカップ)

7位 128(牝馬124)
S ロードカナロア(2013年香港スプリント)
M,I,L アーモンドアイ(2018年ジャパンカップ、2019年天皇賞・秋、2020年ヴィクトリアマイルジャパンカップ)

9位 127
L ディープインパクト(2006年有馬記念)
L ナカヤマフェスタ(2010年凱旋門賞2着)
M エイシンヒカリ(2016年イスパーン賞)
I モーリス(2016年香港カップ)

13位 126(牝馬122)
L ジェンティルドンナ(2012年ジャパンカップ)
L コントレイル(2021年ジャパンカップ)
(L トウカイテイオー(1992年ジャパンカップ))
(L レガシーワールド(1993年ジャパンカップ))

15位 125(牝馬121)
M,I クロフネ(2001年ジャパンカップダート、2001年武蔵野ステークス)
M アドマイヤムーン(2007年ドバイデューティフリー)
I,L ブエナビスタ(2010年天皇賞・秋ジャパンカップ1位入線(2着降着))
L グローリーヴェイズ(2019年香港ヴァーズ)
M グランアレグリア(2020年安田記念)
L クロノジェネシス(2020年宝塚記念)
L リバティアイランド(2023年オークス、2023年ジャパンカップ2着)
(L マーベラスクラウン(1994年ジャパンカップ))
(S サクラバクシンオー(1994年スプリンターズステークス))

22位 124(牝馬120)
L ファビラスラフイン(1996年ジャパンカップ)
L シンボリクリスエス(2003年有馬記念)
I シーザリオ(2005年アメリカンオークス)
L ハーツクライ(2006年キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスステークス3着)
M ウオッカ(2008年安田記念、2009年ヴィクトリアマイル安田記念)
L ゴールドシップ(2012年有馬記念、2013年、2014年宝塚記念)
L キタサンブラック(2017年有馬記念)
I,L エフフォーリア(2021年天皇賞・秋有馬記念)
L タイトルホルダー(2022年宝塚記念、2023日経賞)
L ドウデュース(2023年有馬記念)
(L ウイニングチケット(1993ジャパンカップ3着))

32位 123(牝馬119)
L エアグルーヴ(1997年ジャパンカップ2着)
L グラスワンダー(1999年宝塚記念)
L スペシャルウィーク(1999年ジャパンカップ)
L ジャングルポケット(2001年ジャパンカップ)
M エイシンプレストン(2001年香港マイル)
L タップダンスシチー(2003年ジャパンカップ)
L ダイワスカーレット(2008年有馬記念)
I ルーラーシップ(2012年クイーンエリザベスⅡ世カップ)
L サトノクラウン(2016年香港ヴァーズ)
L シュヴァルグラン(2017年ジャパンカップ)
I レイデオロ(2018年天皇賞・秋)
I,L フィエールマン(2020年天皇賞・秋2着、有馬記念3着)
L デアリングタクト(2020年ジャパンカップ3着)
L カレンブーケドール(2020年ジャパンカップ4着)
L サラキア(2020年有馬記念2着)
L ヴェラアズール(2022年ジャパンカップ)
L スターズオンアース(2023年ジャパンカップ3着、有馬記念2着)
(M ノースフライト(1994安田記念))

49位 122(牝馬118)
M サイレンススズカ(1998年毎日王冠)
M タイキシャトル(1998年ジャックルマロワ賞マイルチャンピオンシップ)
L テイエムオペラオー(2000年、2001年ジャパンカップ)
L ゼンノロブロイ(2004年ジャパンカップ)
I,L メイショウサムソン(2007年天皇賞・秋ジャパンカップ3着)
L ポップロック(2007年ジャパンカップ2着)
L スクリーンヒーロー(2008年ジャパンカップ)
I カンパニー(2009年天皇賞・秋)
L ドリームジャーニー(2009年有馬記念)
I トーセンジョーダン(2011年天皇賞・秋ジャパンカップ2着)
M,I ヴィクトワールピサ(2011年中山記念ドバイワールドカップ)
L サトノダイヤモンド(2016年有馬記念)
L ブラストワンピース(2018年有馬記念)
L キセキ(2018年ジャパンカップ2着)
I レイパパレ(2021大阪杯)
I,L ラヴズオンリーユー(2021年クイーンエリザベスⅡ世カップブリーダーズカップフィリー&メアターフ)
M セリフォス(2022年マイルチャンピオンシップ)
I ウシュバテソーロ(2023年ドバイワールドカップ)
L スルーセブンシーズ(2023年凱旋門賞4着)
(L ロイスアンドロイス(1994年ジャパンカップ3着))
(L ヒシアマゾン(1995年ジャパンカップ2着))

※2013年に過去のレーティングを修正する動きがありましたが、現在は従来の数字が正しいものとなっているため、このランキングでは修正を反映していません(2024年1月27日追記)