エリザベス女王杯の公式レーティングが以下の通り公表されました。
2023年11月GⅠ 重賞競走・オープン特別競走レーティング JRA
1着 115(107) ブレイディヴェーグ
2着 113(108) ルージュエヴァイユ 3/4
3着 113(110) ハーパー クビ
4着 112(108) ライラック 1/2
※括弧内はプレレーティング
過去10年の勝ち馬のレーティングは以下の通りです。
2022年 115 ジェラルディーナ
2021年 112 アカイイト
2020年 115 ラッキーライラック
2019年 115 ラッキーライラック
2018年 113 リスグラシュー
2017年 113 モズカッチャン
2016年 112 クイーンズリング
2015年 112 マリアライト
2014年 113 ラキシス
2013年 115 メイショウマンボ
予想より2~3ポンド高い結果となりました。ライラックのレーティングが昨年のエリザベス女王杯2着と同じ112となっています。
確かにブレイディヴェーグが113では低すぎるかなと思っていましたが、5着馬までが2年前のアカイイトの112以上ですし、着差が小さい割には高い数値となりました。
スノーフェアリー(2010年120、2011年117)を除くと、115はファインモーション、カワカミプリンセス、ダイワスカーレット、メイショウマンボ、ラッキーライラック、ジェラルディーナと並んで歴代最高です。
リバティアイランドと他の3歳牝馬との着差が大きいので世代レベルが低いのかなとも思っていましたが、3歳馬が1着と3着になったので、むしろレベルが高いのかもしれません。
ジャパンカップのリバティアイランドがますます楽しみになりましたし、マスクトディーヴァの来年も楽しみです。
ジェラルディーナの次走は香港ヴァーズ、ライラックは有馬記念、ディヴィーナは香港マイルの予定です。
香港国際競走の出走予定馬は以下の通りです。
■香港マイル
ディヴィーナ
以下、マイルチャンピオンシップ次第
セリフォス(受諾)
ソウルラッシュ(受諾)
エルトンバローズ
ダノンザキッド
■香港スプリント
ジャスパークローネ
マッドクール
■香港ヴァーズ
ジェラルディーナ
シャフリヤール
ゼッフィーロ
レーベンスティール
香港カップは地元のロマンチックウォリアーが大本命ですが、日本馬も期待できるメンバーです。欧州からオリゾンドレ(ホライズンドーア)のほか、ウォームハートがカップかヴァーズに出走の可能性があります。
香港マイルは地元のゴールデンシックスティ、カリフォルニアスパングルが強いですが、日本馬も頑張ってほしいですね。欧州からキンロスが出走する可能性があります。
香港スプリントも地元のラッキースワイネスが大本命で日本馬は苦戦が予想されます。欧州からハイフィールドプリンセスが出走の可能性があると報道されていました。
香港ヴァーズは地元馬が手薄なので日本馬が本命視されます。欧米からジュンコ、ウォーライクゴッデス、ウォームハートが出走するかもしれません。