日本ダービーのレーティングが以下の通り公表されました。
2023年5月GⅠ 重賞競走・オープン特別競走レーティング JRA
1着 119(117) タスティエーラ
2着 118(120) ソールオリエンス クビ
3着 118(112) ハーツコンチェルト ハナ
4着 118(113) ベラジオオペラ ハナ
※カッコ内はプレレーティング
過去10年の勝ち馬のレーティングは以下の通りです。
2022年 120 ドウデュース
2021年 120 シャフリヤール
2020年 122 コントレイル
2019年 119 ロジャーバローズ
2018年 119 ワグネリアン
2017年 120 レイデオロ
2016年 121 マカヒキ
2015年 121 ドゥラメンテ
2014年 119 ワンアンドオンリー
2013年 119 キズナ
予想より1ポンド高い結果となりました。8着のファントムシーフが114で共同通信杯1着と皐月賞3着の時と同じレーティングになっています。
タスティエーラの119は直近10年の勝ち馬の中で最低タイです。逃げたパクスオトマニカ以外はかなりのスローペースだったため、各馬が実力を出し切れず着差が小さくなり、タイムも遅く、レーティングは低い評価となりました。
2～4着馬が118と高くなるのが気になったため、タスティエーラは118まであり得るかなと思いましたが、クラシックのレーティングは、日本馬に対する評価の向上に伴い年々上がっており、日本馬が海外で活躍している昨今、118まで下げることはしませんでした。
今年の3歳世代はリバティアイランド以外は団子状態だと思っていましたが、ダービーが終わった今もそのような印象です。これから成長して秋には古馬を脅かすレベルの高い世代になってほしいですね。
