日本ダービーはスローペースで混戦となりましたが、タスティエーラが勝ちました。予想レーティングは以下の通りです。
1着 118(117) タスティエーラ
2着 117(120) ソールオリエンス クビ
3着 117(112) ハーツコンチェルト ハナ
4着 117(113) ベラジオオペラ ハナ
※カッコ内はプレレーティング
過去10年の勝ち馬のレーティングは以下の通りです。
2022年 120 ドウデュース
2021年 120 シャフリヤール
2020年 122 コントレイル
2019年 119 ロジャーバローズ
2018年 119 ワグネリアン
2017年 120 レイデオロ
2016年 121 マカヒキ
2015年 121 ドゥラメンテ
2014年 119 ワンアンドオンリー
2013年 119 キズナ
逃げたパクスオトマニカ以外はかなりのスローペースだったため、各馬が実力を出し切れず着差が小さくなり、タイムも遅く、レーティングとしては高い評価がしにくいのが正直なところです。
タスティエーラのレーティングは直近10年で最低の119というのが、第一印象です。ただ、そうするとハーツコンチェルトとベラジオオペラが118になり、少し過大感があります。
クラシックのレーティングは、日本馬に対する評価の向上に伴い年々上がっており、ダービー馬のレーティングが118だったのは2012年のディープブリランテまで遡ります。
日本馬が海外で活躍している昨今、タスティエーラを118以下まで下げるのは抵抗がありますが、着差が小さいことから上記予想としました。
今年の3歳世代はリバティアイランド以外は団子状態だと思っていましたが、ダービーが終わった今もそのような印象です。これから成長して秋には古馬を脅かすレベルの高い世代になってほしいですね。
