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【安田記念2022】ソングラインのレーティングは115

安田記念の公式レーティングが公表されました。
2022年6月GⅠ 重賞競走・オープン特別競走レーティング JRA

1着 115(112) ソングライン
2着 118(119) シュネルマイスター  クビ
3着 118(117) サリオス      アタマ
4着 117(115) セリフォス      1/2
※カッコ内はプレレーティング

過去10年の勝ち馬のレーティングは以下の通りです
2021年 118 ダノンキングリー
2020年 121 グランアレグリア
2019年 118 インディチャンプ
2018年 118 モズアスコット
2017年 118 サトノアラジン
2016年 119 ロゴタイプ
2015年 117 モーリス
2014年 119 ジャスタウェイ
2013年 120 ロードカナロア
2012年 118 ストロングリターン

予想より1ポンド高い結果となりました。ファインルージュがヴィクトリアマイル5着の時と同じ112となっており、基準となっているかもしれません。

過去5年のうち4回の勝ち馬が118で、今年は僅差だったのでソングラインは114(牝馬アローワンスを加えると118)と予想しましたが、過去5年が低すぎただけと考えれば、115は決して過大な数値ではないかなと思います。

3歳馬が2年連続で掲示板に載りました。今後も安田記念に参戦する3歳馬が増えると競馬が盛り上がると思います。

ヴィクトリアマイル組はこれで5年連続の連対です。これからも今年のようにヴィクトリアマイルからの転戦組が増えるといいですね。

ソングラインの秋の目標はマイルチャンピオンシップブリーダーズカップマイルのようです。

ブリーダーズカップに出ると秋は国内GⅠに出られなくなってしまいますし、遠征のノウハウもあまりなく、好成績を挙げた馬もいなかったので、これまではあまり選択肢になっていませんでした。

しかし、マイラーの場合、天皇賞・秋マイルチャンピオンシップでもマイルチャンピオンシップ香港マイルでも中2週になるので、ラヴズオンリーユーがブリーダーズカップ→香港の連勝を達成したことで、今後はブリーダーズカップが現実的な選択肢になりそうですね。

ソングラインは阪神で2度も惨敗していますし、左回りを求めてブリーダーズカップに行く可能性もありそうです。

日本時間の明日朝5:43にアメリカでメトロポリタンハンデキャップ(通称メットマイル)があります。アメリカ最強と目されるフライトラインが初めてのマイルでもスピーカーズコーナー、アロハウエスト、ハッピーセイバーという強豪相手に圧勝できるのか楽しみです。

また、来週はロイヤルアスコット開催があります。今年はシャフリヤール、グレナディアガーズのほか、アメリカやオーストラリアから有力馬が参戦して国際色豊かです。

シャフリヤールやグレナディアガーズが結果を出せば、今後、日本馬の欧州遠征が増えると思うので、日本にはない起伏の激しいコースですが、天候も今のところは良さそうですし、好結果を期待しています。