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【オークス2023】リバティアイランドのレーティングは120

オークスの公式レーティングが以下の通り公表されました。
2023年5月GⅠ 重賞競走・オープン特別競走レーティング JRA

1着 120(116) リバティアイランド
2着 110(109) ハーパー      6
3着 110(107) ドゥーラ      クビ
4着 109(107) ラヴェル      3/4
5着 108(108) シンリョクカ    3/4
※カッコ内はプレレーティング

過去10年の勝ち馬のレーティングは以下の通りです。
2022年 115 スターズオンアース
2021年 113 ユーバーレーベン
2020年 113 デアリングタクト
2019年 114 ラヴズオンリーユー
2018年 115 アーモンドアイ
2017年 115 ソウルスターリング
2016年 112 シンハライト
2015年 112 ミッキークイーン
2014年 112 ヌーヴォレコルト
2013年 111 メイショウマンボ

予想より2~3ポンド高い数値となりました。シンリョクカが基準になったと思われます。

オークスの過去最高レーティングは115なので、一気に5ポンドも更新したことになります。

6馬身差の圧勝だったので115を大きく上回ることは想定していましたが、ここまで高くなるとは驚きました。

日本のクラシック競走ではディープインパクト日本ダービーの124が最高で、オルフェーヴルとコントレイルの122が続きますが、牝馬アローワンスを加えるとリバティアイランドはディープインパクトと並ぶ歴代最高の評価となります。

3歳牝馬としてはアーモンドアイのジャパンカップの124、ジェンティルドンナジャパンカップの122に次ぎ、ファビラスラフインジャパンカップシーザリオアメリカンオークスの120と並びます。

昨年まではJRAのレーティングが直後のワールドベストレースホースランキングで修正されることはほとんどありませんでしたが、今年は何度も修正されています。

リバティアイランドの数値も非常に高いのと、2~4着馬もプレレーティングより高いため、海外のハンデキャッパーから下方修正を食らう恐れがありますが、2着以下は110以下なのでワールドベストレースホースランキングの対象でないことと、勝ち馬ボーナスを1しかつけておらずバッファーがあることから、このまま認めてもらえると期待しています。

リバティアイランドは秋は秋華賞を目指し、海外遠征は来年とのことです。無事三冠を達成したらアーモンドアイやデアリングタクトのように次はジャパンカップでしょうか。

ダービーを見る限り今年の3歳世代はリバティアイランドの一強かなと思いますが、古馬や牡馬相手にどこまで強さを見せるのか、秋が楽しみです。