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ジャパンカップ2020 予想レーティング

キセキの大逃げにはびっくりしましたが終わってみれば三強のワンツースリーでした。カレンブーケドールとグローリーヴェイズも強くて歴史に残るすばらしいレースでした。

予想レーティングは以下の通りです。括弧内はプレレーティングです。

1着 アーモンドアイ       121(124)
2着 コントレイル    1 1/4 122(122)
3着 デアリングタクト   クビ 118(115)
4着 カレンブーケドール  ハナ 118(110)
5着 グローリーヴェイズ  クビ 121(119)
6着 ワールドプレミア   3  116(119)
7着 ミッキースワロー   クビ 116(114)

コントレイルのダービーの122を基準にしました。コントレイルはダービー並みには走ったと評価していいと思いますが、これ以上上げるとカレンブーケドールがグランアレグリアの119やクロノジェネシスの120を超えてしまうのと、ミッキースワローのレーティングが上がりすぎるのが気になり、これくらいが落としどころと考えました。

過去10年の勝ち馬のレーティングは以下の通りです。
2019年 スワーヴリチャード 121
2018年 アーモンドアイ 124
2017年 シュヴァルグラン 123
2016年 キタサンブラック 123
2015年 ショウナンパンドラ 116
2014年 エピファネイア 129
2013年 ジェンティルドンナ 117
2012年 ジェンティルドンナ 122
2011年 ブエナビスタ 120
2010年 ローズキングダム 120(ブエナビスタ121)

グローリーヴェイズまで例年の勝ち馬並みの高いレーティングなので、レースレーティングは天皇賞・秋と同じ123.50と世界5位タイとなります。
ただ、今年の芝のレースでは世界一レベルの高いレースだったと思うので、これでも少し物足りないところではあります。

アーモンドアイはこれでGⅠ9勝、獲得賞金最多となり、ディープインパクトオルフェーヴルと並ぶ史上最強馬の1頭と言ってよいと思います。
年度代表馬はコントレイルでしょうか。GⅠ3勝2着1回で並びましたし直接対決で勝っているのでアーモンドアイの可能性もありますが、無敗の三冠馬ですからね。

今日の5着までとフィエールマン、クロノジェネシス、ラッキーライラックが日本の中長距離馬の最上位でしょうか。
ワールドプレミアは1年ぶりのレースでしたし同じ4歳牡馬のサートゥルナーリアと共に有馬記念でよいレースをしてこれに加わってほしいところです。武豊騎手が来年が楽しみとコメントしているのは有馬に出ないという意味ではないとよいのですが。

コントレイルとデアリングタクトも十分強い競馬でした。疲れがなければ有馬記念にも出てほしいところですが、大阪杯かドバイまで休養ですかね。

グローリーヴェイズも積極的な競馬をした分差されましたが強い競馬でした。レース間隔を空ける馬なので休養に入るのかなと思いますが、アーモンドアイも中3週を克服したので状態が整えば有馬記念にも出てほしいです。

ということで上位陣の中で有馬記念に出走する確率が高そうなのはカレンブーケドールとワールドプレミアかなと思っていますが、フィエールマン、クロノジェネシス、ラッキーライラック、サートゥルナーリアと実力が伯仲していそうなので、かなり面白いレースになりそうです。

気が早いですが来年もドバイ遠征が難しければ、大阪杯のメンバーは
コントレイル
デアリングタクト
クロノジェネシス
サートゥルナーリア
グランアレグリア
サリオス
レンブーケドール
フィエールマン
グローリーヴェイズ
ワールドプレミア
アリストテレス
あたりでしょうか。最後の4頭は長距離志向が高そうなので天皇賞・春かもしれませんが、来年も競馬は面白そうです。

来週はチャンピオンズカップです。クリソベリルがきっちり勝ってサウジカップドバイワールドカップでよい仕事をしてくれると予想していますがどうでしょうか。