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宝塚記念2020 予想レーティング

宝塚記念は、1頭だけ違うレースをしているような直線の脚色で、クロノジェネシス以外は全馬バテバテ、2着馬との着差が6馬身、さらに3着馬まで5馬身という日本のGⅠではめったにお目にかかれないようなレースでした

これだけ着差がつくとレーティングの予想レンジがかなり広くなり難しいですが、以下の通りと予想しました

1 クロノジェネシス    125(115)
2 キセキ       6  120(120)
3 モズベッロ     5  112(112)
4 サートゥルナーリア 1 3/4 109(120)
5 メイショウテンゲン クビ 109(112)
※括弧内はプレレーティング

2200mの6馬身と5馬身はレーティング差が9と8なので、キセキとモズベッロをプレレーティング通りとすると上記の通りとなります
勝ち馬ボーナスをつければクロノジェネシスは126くらいにすることもできますが、さすがに高すぎるかなと思いますので着差通りの125としました

サートゥルナーリアがプレレーティングから大きく下がるのは当然ですし、メイショウテンゲンの今年のレーティングはダイヤモンドステークス2着と阪神大賞典3着の109なので、全体の整合性はとれています

やはり最大の問題はクロノジェネシスに125もの高いレーティングをつけていいかどうかです
125は昨年のリスグラシューの126に次ぐ日本の牝馬として歴代2位で、牝馬アローワンスを加えた129も日本のレースとしては歴代2位タイです

クロノジェネシスのプレレーティングは115であり急に10も上がるのはこれまでとの整合性がどうなのかという疑問がありますし、この1レースだけで125もの高い数値をつけていいのかとも思いますのでもう少し控えめな数値となるかもしれません

道悪適性や展開に左右される面が大きかったのか、最近凡走を繰り返していたキセキと人気薄のモズベッロが2着、3着に入り、キセキに120もつけるべきかどうかも判断に迷うところです

ただ、宝塚記念史上最多の8頭のGⅠ馬が揃ったレベルの高いメンバーではありましたし、クロノジェネシスは非常に強かったので期待値込みで125としました
モズベッロは自身最高の走りだったと思いますのでプレレーティングより下げるべきではないとの判断もありました

直近10年間の勝ち馬のレーティングは以下の通りです
2019 リスグラシュー 121
2018 ミッキーロケット 119
2017 サトノクラウン 122
2016 マリアライト 116
2015 ラブリーデイ 120
2014 ゴールドシップ 124
2013 ゴールドシップ 124
2012 オルフェーヴル 127
2011 アーネストリー 121
2010 ナカヤマフェスタ 120

クロノジェネシスは府中の高速馬場を避けてコックスプレートか追加登録をして凱旋門賞もあり得るかなと思いましたが、オーナーサイドからは天皇賞・秋エリザベス女王杯という話もあったようです
まだ予定は白紙のようですが天皇賞・秋でアーモンドアイとの対決が見たいですね