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レモンポップのレーティングは118【チャンピオンズカップ2023】

チャンピオンズカップの公式レーティングが以下の通り公表されました。
2023年12月GⅠ 重賞競走・オープン特別競走レーティング JRA

1着 118(120) レモンポップ
2着 115(109) ウィルソンテソーロ 1 1/4
3着 114(111) ドゥラエレーデ   クビ
4着 114(117) テーオーケインズ  クビ
5着 109(117) メイショウハリオ  2 1/2
6着 108(110) ハギノアレグリアス クビ
※括弧内はプレレーティングです。

過去10年の勝ち馬のレーティングは以下の通りです。
2022年 118 ジュンライトボルト
2021年 120 テーオーケインズ
2020年 117 チュウワウィザード
2019年 118 クリソベリル
2018年 118 ルヴァンスレーヴ
2017年 117 ゴールドドリーム
2016年 117 サウンドトゥルー
2015年 113 サンビスタ
2014年 117 ホッコータルマエ
2013年 116 ベルシャザール

予想より1~2ポンド低い結果となりました。チャンピオンズカップは前身のジャパンカップダート時代を含めてもクロフネの125とトランセンドの119を除いて、118までしかレーティングがつかないレースでした。

近年の日本馬による海外ダートでの実績を受けて国内のダート戦でも高めのレーティングがつくようになってきたため、レモンポップは119と予想しましたが、例年通り118止まりでした。

ウィルソンテソーロとドゥラエレーデのプレレーティングが低かったことと、着差がそれほど大きくなかったのが原因かと思われます。

プレレーティングと一致する馬はいませんが、ドゥラエレーデはホープフルステークスの時と同じ114、メイショウハリオは何度か109を記録したことがあります。

レースレーティングは116.50となり昨年に続いて世界のトップ100GⅠレースにランクインしそうです。フェブラリーステークスは116.00でランクインするかギリギリですが、GⅡ降格も危ぶまれていたことを考えると悪い数値ではありません。

レモンポップはサウジカップの優先出走権を得ました。デルマソトガケも出走予定ですが、両頭の脚質的にも向いていると思うので日本馬の連覇の可能性はかなりあると思います。ブリーダーズカップクラシックを勝ったホワイトアバリオがペガサスワールドカップと両にらみのようです。

例年であれば最優秀ダート馬はレモンポップで決まりですが、今年はドバイワールドカップ川崎記念を勝ったウシュバテソーロや、UAEダービーを勝ってブリーダーズカップクラシック2着のデルマソトガケ、サウジカップを勝ったパンサラッサがいます。

例年メンバーがそろわない東京大賞典ですが、今年はウシュバテソーロ、ミックファイア、キングズソード、ドゥラエレーデ、ノットゥルノ、グロリアムンディが出走予定です。

デルマソトガケも登録予定でしたが、回避することになりました。サウジカップドバイワールドカップに出るなら、さすがにここは回避で良かったと思います。

最優秀ダート馬争いにも影響する今年の東京大賞典は見逃せません。