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日本ダービー2022 予想レーティング

武豊騎手騎乗の朝日杯フューチュリティステークス馬ドウデュースが日本ダービーを快勝しました。予想レーティングは以下の通りです。

1着 120(116) ドウデュース
2着 119(117) イクイノックス    クビ
3着 116(114) アスクビクターモア  2
4着 115(115) ダノンベルーガ    クビ
5着 111(111) プラダリア      3
※カッコ内はプレレーティング

過去10年の勝ち馬のレーティングは以下の通りです。
2021年 120 シャフリヤール
2020年 122 コントレイル
2019年 119 ロジャーバローズ
2018年 119 ワグネリアン
2017年 120 レイデオロ
2016年 121 マカヒキ
2015年 121 ドゥラメンテ
2014年 119 ワンアンドオンリー
2013年 119 キズナ
2012年 118 ディープブリランテ

人気馬が上位を占めましたし、着差もそれなりについていて、目黒記念等と比べてタイムも早いので、ドウデュースのレーティングは121か120くらいが妥当かなと思います。

ダービー史上最高はディープインパクトの124で、それに次ぐのはオルフェーヴルとコントレイルの122ですが、さすがにそこまでは現段階ではつけられないかなと思います。

そもそもディープインパクトがレース直後につけられたレーティングは119でしたし、オルフェーヴルも120でした。その後に三冠を達成したり同世代の他馬が活躍したりして上方修正されたもので、ダービー直後の段階で122以上を獲得するにはコントレイルのように余程の突出したパフォーマンスを見せなければ難しいところです。

ダノンベルーガプラダリアを基準にするとドウデュースは120となり、全体的にもちょうどいい水準になるかなと思いますので、上記予想としました。

121までつけたいところで、プラダリアを基準にダノンベルーガ以上の馬をさらに1上げることも不可能ではありませんが、2400mにおける3馬身+クビ差のレーティング差は5ポンドなので、プレレーティングや着差との整合を重視するなら、現段階では上記予想とするのがベストかなと思います。

朝日杯フューチュリティステークス馬によるダービー制覇はナリタブライアン以来ということで、感慨深いものがあります。マイルでもクラシックディスタンスでもGⅠを勝った牡馬はディープスカイ以降いたでしょうか。2歳GⅠを勝つ仕上がりの早さがあり、ハーツクライ産駒ということもあって、種牡馬としても期待できますね。

キーファーズの松島オーナーによると秋は凱旋門賞に向かうとのことです。斤量面で有利な3歳のうちに行けるのは楽しみですね。

他にも宝塚記念に出走を予定しているタイトルホルダー、ディープボンド、パンサラッサ、ステイフーリッシュや、プリンスオブウェールズステークスの結果によって決めるであろうシャフリヤールも凱旋門賞に登録しており、今年も何頭か出走するかもしれません。

ペースが流れて後ろから行った馬が上位を占める中、「4強とは何だ、俺もいるぞ」という感じで皐月賞5着馬のアスクビクターモアが2番手から3着に粘り込むなど、なかなか面白いダービーでした。

タイム通りレベルの高い世代だと秋がさらに楽しめそうですが、どうでしょうかね。まずは、来週の安田記念でセリフォスがどこまでやれるか注目していきたいと思います。