海外競馬、レーティング

日本馬の海外遠征、レーティング、次走情報など

ジャンタルマンタルのレーティングは115【朝日杯フューチュリティステークス2023】

朝日杯フューチュリティステークスの公式レーティングが以下の通り公表されました。
2023年12月GⅠ 重賞競走・オープン特別競走レーティング JRA

1着 115(110) ジャンタルマンタル
2着 112(101) エコロヴァルツ   1 1/4
3着 109( - )  タガノエルピーダ  クビ
4着 111( 95)  ジューンテイク   アタマ
※括弧内はプレレーティング

過去10年の勝ち馬のレーティングは以下の通りです。
2022年 116 ドルチェモア
2021年 116 ドウデュース
2020年 115 グレナディアガーズ
2019年 116 サリオス
2018年 116 アドマイヤマーズ
2017年 117 ダノンプレミアム(歴代最高)
2016年 115 サトノアレス
2015年 116 リオンディーズ
2014年 114 ダノンプラチナ
2013年 113 アジアエクスプレス

予想より1ポンド低い結果となりました。7着のセットアップが108でプレレーティングと一致しています。

勝ち馬の115は例年と比べて少し低めです。6着までの馬のプレレーティングが低く、着差も大きくないこともあり低めに抑えられました。

ホープフルステークスの勝ち馬のレーティングは以下の通りとなっており、ダノンザキッド以外は朝日杯勝ち馬より低く、また、毎年、朝日杯の勝ち馬と異なるレーティングとなっています。

2022年 114 ドゥラエレーデ
2021年 115 キラーアビリティ
2020年 116 ダノンザキッド
2019年 115 コントレイル
2018年 115 サートゥルナーリア
2017年 113 タイムフライヤー

ここ2年はホープフルステークスの方がレベルが低い印象でしたが、今年のホープフルステークスは22頭も登録しており、何頭か強い馬が出走予定なので、117以上がつくようなレベルの高いレースを期待します。

ジャンタルマンタルは社台ファームの馬です。長らくノーザンファーム1強の時代が続いていますが、社台ファームが復活してきたと感じます。

日本の競馬をさらに面白くするためにも社台ファームにはさらに頑張ってほしいところです。

朝日杯フューチュリティステークス2023 予想レーティング

ジャンタルマンタルが無傷の3連勝でGⅠ制覇を果たしました。予想レーティングは以下の通りです。

1着 116(110) ジャンタルマンタル
2着 113(101) エコロヴァルツ   1 1/4
3着 110( - )  タガノエルピーダ  クビ
4着 112( 95)  ジューンテイク   アタマ
※括弧内はプレレーティング

過去10年の勝ち馬のレーティングは以下の通りです。
2022年 116 ドルチェモア
2021年 116 ドウデュース
2020年 115 グレナディアガーズ
2019年 116 サリオス
2018年 116 アドマイヤマーズ
2017年 117 ダノンプレミアム(歴代最高)
2016年 115 サトノアレス
2015年 116 リオンディーズ
2014年 114 ダノンプラチナ
2013年 113 アジアエクスプレス

勝ち馬は例年116前後です。2~6着馬のプレレーティングが低く、着差も大きくないことから117はつけられないと思いますが、1番人気の無敗のGⅡ馬が1馬身4分の1差というはっきりとした着差をつけて勝ったので、116はつけられると思います。

ちょっと前の日本の金利のように勝ち馬のレーティングが硬直化しています。118がつけられるような強い馬が現れれば、勝ち馬のレーティングをつける時の幅が広がると思うので、そうなってほしいですね。

ホープフルステークスの勝ち馬のレーティングは以下の通りとなっており、ダノンザキッド以外は朝日杯勝ち馬より低く、また、毎年、朝日杯の勝ち馬と異なるレーティングとなっています。

2022年 114 ドゥラエレーデ
2021年 115 キラーアビリティ
2020年 116 ダノンザキッド
2019年 115 コントレイル
2018年 115 サートゥルナーリア
2017年 113 タイムフライヤー

ここ2年はホープフルステークスの方がレベルが低い印象でしたが、今年のホープフルステークスは22頭も登録しており、何頭か強い馬が出走予定なので、117以上がつくようなレベルの高いレースを期待します。

ジャンタルマンタルは社台ファームの馬です。長らくノーザンファーム1強の時代が続いていますが、社台ファームが復活してきたと感じます。

日本の競馬をさらに面白くするためにも社台ファームにはさらに頑張ってほしいところです。

アスコリピチェーノのレーティングは113【阪神ジュベナイルフィリーズ2023】

阪神ジュベナイルフィリーズの公式レーティングが以下の通り公表されました。
2023年12月GⅠ 重賞競走・オープン特別競走レーティング JRA

1着 113(108) アスコリピチェーノ
2着 112( - )  ステレンボッシュ  クビ
3着 110(107) コラソンビート   1 1/4
4着 104(105) サフィラ       3
※括弧内はプレレーティング

過去10年の勝ち馬のレーティングは以下の通りです。
2022年 114 リバティアイランド(歴代最高)
2021年 112 サークルオブライフ
2020年 112 ソダシ
2019年 113 レシステンシア
2018年 111 ダノンファンタジー
2017年 111 ラッキーライラック
2016年 112 ソウルスターリング
2015年 111 メジャーエンブレム
2014年 110 ショウナンアデラ
2013年 111 レッドリヴェール

予想より1~2ポンド高い結果となりました。6着馬のルシフェルがプレレーティングと同じ103となっています。

アスコリピチェーノの113は、2歳牝馬として歴代最高のリバティアイランドの114には及びませんが、5馬身差でレコード勝ちし当時2歳牝馬として過去最高のレーティングを獲得したレシステンシアと同じなので、過去との比較では相当高い数値です。

日本馬の海外での活躍に伴い国内のレースにおいても高いレーティングをつけることが容認されるようになり、日本馬の3歳以上のレーティングは徐々に上がっています。

3歳以上と異なり2歳馬のレーティングは各国で独自につけることができますが、日本馬の3歳以上のレーティング向上に合わせて2歳馬のレーティングも徐々に上がっています。

それでも英愛の2歳馬と比べるとまだかなり開きがあり、昨年の英愛の2歳牝馬の上位6頭は118、115、114と113が各2頭となっています。

JRAのハンデキャッパーは、日本の2歳牝馬のレーティングについて、英愛レベルまで上げようとまでは思っていないかもしれませんが、理屈のつく範囲でレーティングを上げようと考えていると思われます。

今回、上位3頭の着差はそれほどでもありませんが、3着馬と4着馬の間は3馬身ありますしレコード勝ちなので、アスコリピチェーノに113まではつけられると判断したのではないでしょうか。

今後はレシステンシアほどの突出したパフォーマンスを見せれば114、場合によっては115がつき、113はある程度の強さを見せればつく時代になっていくのかなと思います。

阪神ジュベナイルフィリーズ2023 予想レーティング

阪神ジュベナイルフィリーズアスコリピチェーノがレースレコードかつ無傷の3連勝で制覇しました。予想レーティングは以下の通りです。

1着 112(108) アスコリピチェーノ
2着 111( - )  ステレンボッシュ  クビ
3着 108(107) コラソンビート   1 1/4
4着 102(105) サフィラ       3
※括弧内はプレレーティング

過去10年の勝ち馬のレーティングは以下の通りです。
2022年 114 リバティアイランド
2021年 112 サークルオブライフ
2020年 112 ソダシ
2019年 113 レシステンシア
2018年 111 ダノンファンタジー
2017年 111 ラッキーライラック
2016年 112 ソウルスターリング
2015年 111 メジャーエンブレム
2014年 110 ショウナンアデラ
2013年 111 レッドリヴェール

上位3頭は4着以下に3馬身以上の差をつけていますので、アスコリピチェーノには112以上つけたいところですが、5馬身差でレコード勝ちしたレシステンシアと同じ113はつけすぎかなと思いますので、上記予想としました。

レモンポップのレーティングは118【チャンピオンズカップ2023】

チャンピオンズカップの公式レーティングが以下の通り公表されました。
2023年12月GⅠ 重賞競走・オープン特別競走レーティング JRA

1着 118(120) レモンポップ
2着 115(109) ウィルソンテソーロ 1 1/4
3着 114(111) ドゥラエレーデ   クビ
4着 114(117) テーオーケインズ  クビ
5着 109(117) メイショウハリオ  2 1/2
6着 108(110) ハギノアレグリアス クビ
※括弧内はプレレーティングです。

過去10年の勝ち馬のレーティングは以下の通りです。
2022年 118 ジュンライトボルト
2021年 120 テーオーケインズ
2020年 117 チュウワウィザード
2019年 118 クリソベリル
2018年 118 ルヴァンスレーヴ
2017年 117 ゴールドドリーム
2016年 117 サウンドトゥルー
2015年 113 サンビスタ
2014年 117 ホッコータルマエ
2013年 116 ベルシャザール

予想より1~2ポンド低い結果となりました。チャンピオンズカップは前身のジャパンカップダート時代を含めてもクロフネの125とトランセンドの119を除いて、118までしかレーティングがつかないレースでした。

近年の日本馬による海外ダートでの実績を受けて国内のダート戦でも高めのレーティングがつくようになってきたため、レモンポップは119と予想しましたが、例年通り118止まりでした。

ウィルソンテソーロとドゥラエレーデのプレレーティングが低かったことと、着差がそれほど大きくなかったのが原因かと思われます。

プレレーティングと一致する馬はいませんが、ドゥラエレーデはホープフルステークスの時と同じ114、メイショウハリオは何度か109を記録したことがあります。

レースレーティングは116.50となり昨年に続いて世界のトップ100GⅠレースにランクインしそうです。フェブラリーステークスは116.00でランクインするかギリギリですが、GⅡ降格も危ぶまれていたことを考えると悪い数値ではありません。

レモンポップはサウジカップの優先出走権を得ました。デルマソトガケも出走予定ですが、両頭の脚質的にも向いていると思うので日本馬の連覇の可能性はかなりあると思います。ブリーダーズカップクラシックを勝ったホワイトアバリオがペガサスワールドカップと両にらみのようです。

例年であれば最優秀ダート馬はレモンポップで決まりですが、今年はドバイワールドカップ川崎記念を勝ったウシュバテソーロや、UAEダービーを勝ってブリーダーズカップクラシック2着のデルマソトガケ、サウジカップを勝ったパンサラッサがいます。

例年メンバーがそろわない東京大賞典ですが、今年はウシュバテソーロ、ミックファイア、キングズソード、ドゥラエレーデ、ノットゥルノ、グロリアムンディが出走予定です。

デルマソトガケも登録予定でしたが、回避することになりました。サウジカップドバイワールドカップに出るなら、さすがにここは回避で良かったと思います。

最優秀ダート馬争いにも影響する今年の東京大賞典は見逃せません。

チャンピオンズカップ2023 予想レーティング

レモンポップがフェブラリーステークスに続いてチャンピオンズカップも制してJRAダートGⅠ完全制覇を果たしました。予想レーティングは以下の通りです。

1着 119(120) レモンポップ
2着 116(109) ウィルソンテソーロ 1 1/4
3着 116(111) ドゥラエレーデ   クビ
4着 115(117) テーオーケインズ  クビ
5着 110(117) メイショウハリオ  2 1/2
6着 110(110) ハギノアレグリアス クビ
※括弧内はプレレーティングです。

過去10年の勝ち馬のレーティングは以下の通りです。
2022年 118 ジュンライトボルト
2021年 120 テーオーケインズ
2020年 117 チュウワウィザード
2019年 118 クリソベリル
2018年 118 ルヴァンスレーヴ
2017年 117 ゴールドドリーム
2016年 117 サウンドトゥルー
2015年 113 サンビスタ
2014年 117 ホッコータルマエ
2013年 116 ベルシャザール

チャンピオンズカップは前身のジャパンカップダート時代を含めてもクロフネの125とトランセンドの119を除いて、118までしかレーティングがつかないレースでした。

ただ、近年は日本馬がダートでも海外で実績を残すようになり、おととしからテーオーケインズの120をはじめ国内のダート戦でも高めのレーティングがつくようになりました。

3年前であればレモンポップは117~118だったと思いますが、今なら119以上もつけられると思います。

昨年のジュンライトボルトの118より低くはならないであろうこと、南部杯で120を獲得していることから、レモンポップは118~120でしょう。

今回の勝ち方では南部杯やおととしのテーオーケインズと同じ120はつけ過ぎと感じますので119と予想し、ハギノアレグリアスをキーホースとしました。

レースレーティングは117.25となり昨年に続いて世界のトップ100GⅠレースにランクインしそうです。フェブラリーステークスは116.00でランクインするかギリギリですが、GⅡ降格も危ぶまれていたことを考えると悪い数値ではありません。

レモンポップはサウジカップの優先出走権を得ました。デルマソトガケも出走予定ですが、両頭の脚質的にも向いていると思うので日本馬の連覇の可能性はかなりあると思います。ブリーダーズカップクラシックを勝ったホワイトアバリオがペガサスワールドカップと両にらみのようです。

例年であれば最優秀ダート馬はレモンポップで決まりですが、今年はドバイワールドカップ川崎記念を勝ったウシュバテソーロや、UAEダービーを勝ってブリーダーズカップクラシック2着のデルマソトガケ、サウジカップを勝ったパンサラッサがいます。

例年メンバーがそろわない東京大賞典ですが、今年はウシュバテソーロ、デルマソトガケ、ミックファイア、キングズソードというものすごいメンバーが出走予定です。

最優秀ダート馬争いにも影響する今年の東京大賞典は見逃せません。

イクイノックスのレーティングは133【ジャパンカップ2023】

ジャパンカップの公式レーティングが以下の通り公表されました。
2023年11月GⅠ 重賞競走・オープン特別競走レーティング JRA

1着 133(129) イクイノックス
2着 120(120) リバティアイランド  4
3着 118(114) スターズオンアース  1
4着 121(120) ドウデュース    3/4
※括弧内はプレレーティング

過去10年の勝ち馬のレーティングは以下の通りです。
2022年 123 ヴェラアズール
2021年 126 コントレイル
2020年 124 アーモンドアイ
2019年 121 スワーヴリチャード
2018年 124 アーモンドアイ
2017年 123 シュヴァルグラン
2016年 123 キタサンブラック
2015年 116 ショウナンパンドラ
2014年 129 エピファネイア
2013年 117 ジェンティルドンナ

イクイノックスは予想より1ポンド高く、他馬は予想通りの結果でした。キーホースはリバティアイランドです。

2400mにおける4馬身差は6ポンド差なので着差通りつければイクイノックスは130となりますが、最後緩めていたので勝ち馬ボーナスを3ポンドもつけたようです。

日本馬の過去最高であるエルコンドルパサーの134には及びませんでしたが、2位のジャスタウェイの130を大きく上回りました。

2位のエースインパクトとモスターダフの128に大きな差をつけて断トツで今年の世界一なので、レースレーティングはイクイノックスが勝った4レースが今年の上位に入っています。

ドバイシーマクラシックが126くらいで1位、ジャパンカップが125で2位、凱旋門賞が124.75で3位、キングジョージが124.25で4位、宝塚記念と愛チャンピオンステークスが123.25で5位、天皇賞・秋が123で7位となっています。

日本のレースとしてはシングスピールが勝った1996年のジャパンカップに次ぐ歴代2位となります。

ただ、今後海外のハンデキャッパーとの議論を経て1月に今年の確定値が発表されますので、数値が変わる可能性があります。

リバティアイランドはもう少しイクイノックスに迫ると思いましたが、イクイノックスが強すぎました。日本の史上最強馬はディープインパクトだと思っていましたが、レースのしやすさによる安定性も加味するとディープを超えているかもしれません。

これでイクイノックスは獲得賞金が22億円を超えて日本馬で歴代1位となりましたが、それとは別に同一年にドバイシーマクラシックジャパンカップを制したので褒賞金200万ドルも獲得しました。

有馬記念でも見たかったですが、引退して種牡馬入りすることになりました。残念ですが、これだけの馬ですから仕方ないですね。

有馬記念への出走表明があった馬は以下の通りです。ディープボンドはまだ出否の報道がありません。

ジャスティンパレス
スターズオンアース
ドウデュース
タイトルホルダー
タスティエーラ
ソールオリエンス
ウインマリリン
スルーセブンシーズ
ヒートオンビート
プラダリア
プリュムドール
ブローザホーン
ホウオウエミーズ
ライラック

ジャパンカップとはまた違って誰が勝つかわからない面白くて豪華なメンバーがそろいそうで楽しみです。