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イクイノックスのレーティングは133【ジャパンカップ2023】

ジャパンカップの公式レーティングが以下の通り公表されました。
2023年11月GⅠ 重賞競走・オープン特別競走レーティング JRA

1着 133(129) イクイノックス
2着 120(120) リバティアイランド  4
3着 118(114) スターズオンアース  1
4着 121(120) ドウデュース    3/4
※括弧内はプレレーティング

過去10年の勝ち馬のレーティングは以下の通りです。
2022年 123 ヴェラアズール
2021年 126 コントレイル
2020年 124 アーモンドアイ
2019年 121 スワーヴリチャード
2018年 124 アーモンドアイ
2017年 123 シュヴァルグラン
2016年 123 キタサンブラック
2015年 116 ショウナンパンドラ
2014年 129 エピファネイア
2013年 117 ジェンティルドンナ

イクイノックスは予想より1ポンド高く、他馬は予想通りの結果でした。キーホースはリバティアイランドです。

2400mにおける4馬身差は6ポンド差なので着差通りつければイクイノックスは130となりますが、最後緩めていたので勝ち馬ボーナスを3ポンドもつけたようです。

日本馬の過去最高であるエルコンドルパサーの134には及びませんでしたが、2位のジャスタウェイの130を大きく上回りました。

2位のエースインパクトとモスターダフの128に大きな差をつけて断トツで今年の世界一なので、レースレーティングはイクイノックスが勝った4レースが今年の上位に入っています。

ドバイシーマクラシックが126くらいで1位、ジャパンカップが125で2位、凱旋門賞が124.75で3位、キングジョージが124.25で4位、宝塚記念と愛チャンピオンステークスが123.25で5位、天皇賞・秋が123で7位となっています。

日本のレースとしてはシングスピールが勝った1996年のジャパンカップに次ぐ歴代2位となります。

ただ、今後海外のハンデキャッパーとの議論を経て1月に今年の確定値が発表されますので、数値が変わる可能性があります。

リバティアイランドはもう少しイクイノックスに迫ると思いましたが、イクイノックスが強すぎました。日本の史上最強馬はディープインパクトだと思っていましたが、レースのしやすさによる安定性も加味するとディープを超えているかもしれません。

これでイクイノックスは獲得賞金が22億円を超えて日本馬で歴代1位となりましたが、それとは別に同一年にドバイシーマクラシックジャパンカップを制したので褒賞金200万ドルも獲得しました。

有馬記念でも見たかったですが、引退して種牡馬入りすることになりました。残念ですが、これだけの馬ですから仕方ないですね。

有馬記念への出走表明があった馬は以下の通りです。ディープボンドはまだ出否の報道がありません。

ジャスティンパレス
スターズオンアース
ドウデュース
タイトルホルダー
タスティエーラ
ソールオリエンス
ウインマリリン
スルーセブンシーズ
ヒートオンビート
プラダリア
プリュムドール
ブローザホーン
ホウオウエミーズ
ライラック

ジャパンカップとはまた違って誰が勝つかわからない面白くて豪華なメンバーがそろいそうで楽しみです。