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ヴィクトリアマイル2020 予想レーティング

アーモンドアイは圧巻の走りで、笑ってしまうほど強かったですね
その分レーティングは難解です

アーモンドアイの予想レンジは117~124です
サウンドキアラはプレレーティングの109以上はつきますので、プラス8(1600mの4馬身)で117以上は間違いないところです

ただ、サウンドキアラは例年の勝ち馬並みにつけるべきだと思うので、112と予想します
そうするとアーモンドアイは120以上となりますが、かなり余力のある勝ち方だったので勝ち馬ボーナスを2以上はつけると思います

おととしのジャパンカップでは勝ち馬ボーナスを3つけて124、去年の天皇賞・秋では4つけて124だったことを考えると、今回も4つけて124とすると予想します

昨年もおととしもJRAのハンデキャッパーは実はそこまでつけていませんでしたが、最終的に上方修正されて124となりました
今回もJRAは124までつけないかもしれませんが、最終的には124で落ち着くのではないかと思います

ノームコアはクビ差なので111か112、トロワゼトワルとダノンファンタジーはそれぞれ2分の1馬身差なのでそこからさらに1ずつ差し引いて、以下の通りと予想します(括弧内はプレレーティングです)

1 アーモンドアイ     124(124)
2 サウンドキアラ   4 112(109)
3 ノームコア    クビ 111(113)
4 トロワゼトワル   1/2 110(106)
5 ダノンファンタジー 1/2 109(110)

第1回以降の勝ち馬のレーティングは以下の通りです
2019 ノームコア 113
2018 ジュールポレール 112
2017 アドマイヤリード 112
2016 ストレイトガール 115
2015 ストレイトガール 112
2014 ヴィルシーナ 112
2013 ヴィルシーナ 112
2012 ホエールキャプチャ 112
2011 アパパネ 114
2010 ブエナビスタ 113
2009 ウオッカ 119
2008 エイジアンウインズ 112
2007 コイウタ 111
2006 ダンスインザムード 114

過去最高は7馬身差で勝ったウオッカの119です
こうして見るとヴィクトリアマイルは他のレースと違い年々レーティングが上がっているわけではありません

ヴィクトリアマイルジェンティルドンナや今年のラッキーライラック、クロノジェネシス、カレンブーケドール、去年のアーモンドアイ、リスグラシューのような中長距離で牡馬相手に勝ち負けできると判断された牝馬は出てこないことも多いからかと思います

今年もドバイで無事にレースが行われていれば、アーモンドアイとラヴズオンリーユーが出ることはなかったでしょう

アーモンドアイは春1走ではあまりにもったいないので、安田記念宝塚記念に出てほしいところ
安田記念ではなくヴィクトリアマイルを初戦に選んだのは、陣営もそれを想定しているからだと思っています

上位陣は安田記念でも勝負になると思いますが、サウンドキアラは使いづめなのでマイルチャンピオンシップに向けて休養ですかね