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クルーガーのレーティングは117

JPNサラブレッドランキングによるとクルーガーのクイーンエリザベスステークスのレーティングは117です

クイーンエリザベスステークスの着差とプレレーティング(ただし中距離ではなくマイル)は以下の通りなので、クルーガーを125とするとウィンクスとハートネルのプレレーティングと整合的ですが、日本での成績とレーティングからあまり高くはできなかったということでしょうか

1 ウィンクス 125
2 クルーガー 1.1/2 109(日本)
3 ハートネル 2.1/2 120
4 ハッピークラッパー 2 123

レースレーティングは今のところ122.25になるので、昨年のレースレーティングランキングに当てはめると世界第9位です
クルーガーが3着以下を大きく離した2着に来れるレースが9位というのは違和感がありますが、秋にはコックスプレートを制覇してさらにレーティングを伸ばしてほしいです

クルーガーが117ということはハートネルは112、ハッピークラッパーは108くらいで持ちレートからすると大凡走だったことになりますが、昨年までの各馬の着差は以下の通りで今年とあまり変わりません
また、今年も各馬120以上の高いレーティングを別のレースで記録し、レーティングの上では衰えを見せていません

昨年のクイーンエリザベステークスの着差とこのレースにおけるレーティング
1 ウィンクス 130
2 ゲーロショップ 3.3/4 120
3 ハッピークラッパー クビ たぶん119か120

一昨年のコックスプレートのウィンクスからの着差
1 ウィンクス
5 ゲーロショップ 6.25
6 ハッピークラッパー 6.55

一昨年のクイーンエリザベスステークスのウィンクスからの着差
1 ウィンクス
2 ハートネル 5.3
5 ハッピークラッパー 7.7

以上からオーストラリア馬のレーティングは過大な印象がありますが、コックスプレートコーフィールドカップは、賞金が高く遠征費補助もあり、秋の国内GⅠで勝ち負けが難しそうな馬にとっては種牡馬への道も広がる合理的な選択肢かと思います

日本のファンも馬券が買え、JRAもオーストラリアの主催者も儲かってみんなハッピーなので、今後は香港やドバイのように毎年誰かが遠征するようになってほしいです