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ジュンライトボルトのレーティングは118【チャンピオンズカップ2022】

(2023年1月28日追記)
2023年1月に2022年のレーティングの確定値が公表され、以下の通り2着馬以下が1ポンドずつ下方修正されました。
2022年12月GⅠ 重賞競走・オープン特別競走レーティング JRA

1着 118 ジュンライトボルト
2着 116 クラウンプライド
3着 113 ハピ
4着 113 テーオーケインズ

以下は2022年12月10日の記事です。

チャンピオンズカップの公式レーティングが以下の通り公表されました。
2022年12月GⅠ 重賞競走・オープン特別競走レーティング JRA

1着 118(107) ジュンライトボルト
2着 117(113) クラウンプライド   クビ
3着 114(108) ハピ        1 1/4
4着 114(117) テーオーケインズ   クビ
5着 111(112) シャマル      1 1/2
6着 110(110) サンライズホープ   3/4
※括弧内はプレレーティングです。

過去10年の勝ち馬のレーティングは以下の通りです。
2021年 120 テーオーケインズ
2020年 117 チュウワウィザード
2019年 118 クリソベリル
2018年 118 ルヴァンスレーヴ
2017年 117 ゴールドドリーム
2016年 117 サウンドトゥルー
2015年 113 サンビスタ
2014年 117 ホッコータルマエ
2013年 116 ベルシャザール
2012年 117 ニホンピロアワーズ

予想より1~2高い結果となりました。今秋のGⅠのレーティングはJRAハンデキャッパーにしては高めにつけています。日本のレーティングは少し低めだと感じているので、高めにつけるのはいいと思いますが、年明けの国際ハンデキャッパー会議で下方修正されないか心配です。天皇賞・秋のイクイノックスもJRAにしては珍しく毎月のワールドベストレースホースランキングの段階で下方修正を食らいました。

おととしのチュウワウィザードもJRAは118としましたが、最終的に117に下方修正されてしまいました。今回118が国際的に認められれば平均的な勝ち馬のレーティングが118という時代に突入したと言えるかもしれません。

サンライズホープを基準に118というのはテーオーケインズシャマルのプレレーティングが高いことからも合理的に説明できますし、近年日本馬が海外ダートで好走していることから認められる可能性があると思うので、JRAのハンデキャッパーは国際会議で頑張ってほしいですね。

117はこれまでの平均的な勝ち馬の数値なので、クラウンプライドも高い数値です。レースレーティングは116.50と高いので今年は世界のトップ100GⅠレースに入れるかもしれません。

ジュンライトボルトは今回の着差やこれまでの実績から現段階では平均的な勝ち馬の域を出ないと思いますが、来年の活躍次第では歴史的名馬だったんだなとということになるかもしれません。

サウジカップの優先出走権を得ましたし登録はするようです。フェブラリーステークスドバイワールドカップも選択肢にあるようですが、日本馬のダートのプレゼンスを高めるためにも来春は海外で活躍してほしいです。

クラウンプライドはサウジカップドバイワールドカップを視野に入れているようです。UAEダービーを勝っていますし、レーティング117が認められれば少なくともドバイは招待されると思われます。

テーオーケインズは残念でしたが昨年のチャンピオンズカップは本当に強かったので、サウジカップドバイワールドカップでリベンジしてほしいところです。