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エリザベス女王杯2021 予想レーティング

エリザベス女王杯は5着まで重賞未勝利馬という大波乱でした。予想レーティングは以下の通りです。

1着 112( - )  アカイイト
2着 108(108) ステラリア      2
3着 107( 99 ) クラヴェル     クビ
4着 107(100) ソフトフルート   クビ
5着 107( - )  イズジョーノキセキ ハナ
※括弧内はプレレーティング

過去10年の勝ち馬のレーティングは以下の通りです。
2020年 115 ラッキーライラック
2019年 115 ラッキーライラック
2018年 113 リスグラシュー
2017年 113 モズカッチャン
2016年 112 クイーンズリング
2015年 112 マリアライト
2014年 113 ラキシス
2013年 115 メイショウマンボ
2012年 111 レインボーダリア
2011年 117 スノーフェアリー

5着まではステラリア以外プレレーティングが低すぎて、今回レーティングを大幅に上げることは確実で、逆にレイパパレとアカイトリノムスメはプレレーティングより低い数値となることが確実です。

今回の水準を決める手がかりとしてはステラリアの前走の秋華賞6着の108とソフトフルートの昨年の秋華賞3着、エリザベス女王杯6着の109があります。

ソフトフルートのパフォーマンスを昨年の秋華賞エリザベス女王杯と同じくらいと評価することは可能なので、ソフトフルートを109としてステラリアは110、アカイイトは着差通り113か勝ち馬ボーナスをつけて114とするのが一案です。

今年の他の牝馬限定のGⅠのレーティングと比較する限りはそれなりに整合性の取れた数値になります。過去の勝ち馬との比較では若干高い気もしますが、2馬身差もつけたことや牝馬のレーティングが最近上がってきていて過去と比較しにくいことを考えると十分あり得る数値です。

ステラリアを基準に着差+勝ち馬ボーナスで4ポンド差をつけてアカイイトを112とするのも一案です。過去の勝ち馬のレーティングともバランスが取れています。

気になるとすれば、ステラリアの秋華賞6着と今回の2着が同じ評価になることでしょうか。同じ評価ということは秋華賞と比べてエリザベス女王杯のレベルを低いと見なしていることになります。

迷うところですが予想は後者としました。レーティングを少しでも上げたいのが正直なところなので前者としたい気もしますが、5着まで人気薄の重賞未勝利馬であることを考えると、このくらいの水準が妥当と判断しました。

上位馬には今後活躍してもらって、今回の結果が展開に恵まれたフロックではないことを証明してほしいところです。

レイパパレはやはり距離が少し長いのでしょうか。いつも間隔を空けて使う馬ですが、状態が良ければ香港で見たいですね。

ウインマリリンは負けすぎなのでやはり状態が良くなかったのでしょうか。この馬にとってベストと思われるエリザベス女王杯香港ヴァーズ有馬記念の時期に状態が悪くなったのは不運でした。早く復調してほしいところです。